2006年8月1日火曜日

DXPresentation 0.32 リリース

致命的なバグが 0.31 にあったので修正した。変更点は次のとおり。



  • ウィンドウのサイズを変更したりフルスクリーン化すると停止していたので修正した(0.31で発生したバグ)

  • ツリーのスライドから他のスライドに移行したあとに、ツリーのスライドに再度移行すると表示位置がおかしかったので修正した

ところで、新しい機能の「ツリー構造を持ったスライドのためのノードボタン」だが、マインドマップの記事を読んだりFreeMindを試してみていて木構造も必要かな、と思ってつけたものだ。木構造をビジュアル的にどう表現するかが問題なわけだが、真っ先に思いついたのは SGI の IRIX のデモプラグラムランチャーの「Buttonfly」だった。


Buttonfly は親ボタンの裏側に子ボタンが乗っている再帰的な構造を持っている。子ボタンをクリックするとそれが裏返るアニメーションが再生され、孫ボタンが現れるという、シンプルでわかりやすく、しかもビジュアル的にインパクトがあるものだった。最後にButtonfly を見たのが1998年くらいだったと思う。


木構造を持つボタンアイテムを作るにあたり、まずUS特許商標局でButtonflyのアイディアが保護されていないか調べてみた。Buttonflyをそのまま再現するのがいちばん楽でしかも良い結果が出せると思ったからだ。いろいろなキーワードで検索してみたがみつからなかった。いろいろ考えたが、やはりそのままのビジュアルでは危険に思えたので(良いアイディアなのに他で使われているのを見たことがなかった)、結局オリジナルの方法を考えてコーディングした。


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