.NET Framework 3.0 が正式リリースされた。また、Windows SDK や VS2005 extensions(旧Orcas) も更新されているようだが、手持ちの Windows Vista RC には対応していないようだ。WindowsXP ならうまくいくのだろうが、落ち着いて作業するにはどうしたらよいというのだろう。
最近 WPF の Viewport3D をいじっている。感想としては、シーンをひとつの XML ファイルで表現でき、ある程度のアニメーションをその中に組み込むことができて便利だ。XAML を使わない場合でもドキュメントツリーを逐次構築すれば、すなわちシーンを構築したことになる。ここでいうシーンにはカメラやライトやモデルのマテリアルなど必要なものがほとんど全て入れられる。またかなりの抽象化が進んでいて GPU のことを考える必要はない(これは欠点にもなる)。DirectX を直接使うのに比べるとリソース
管理を厳密にやらなくてもよい分生産性は高い。今後、XAML ベースの 3D オーサリングツールを使える環境であれば、誰でも 3D プログラムを簡単に作ることができるようになるだろう。
Viewport3D の欠点としては、パフォーマンスが良くないように思える(自分のミス/環境のせいかもしれない)ことと、GPUを生かしきれるような自由さが無いっぽい点がある。UI の記述やこれまで Flash でやってきたことを本当の 3D としてやりたい場合には最適だと思うが、ゲームなどパフォーマンスとビジュアルのどちらも大切なアプリケーションでは制限が多いかもしれない。
WPF に関しては今後いろいろ試してみる。
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