asahi.com のトップ記事にCEATEC絡みで「日の丸検索エンジン、グーグルに対抗 厳しい指摘も」という記事があった。http://www.asahi.com/life/update/1004/013.html
経済産業省の「情報大航海プロジェクト」(NTTレゾナント、シャープ、NEC、NTT、富士通、電通、日立、早稲田大学、東大ほか)がやろうとしていることで、3年で300億円かけるそうだ。
官と大企業の共同プロジェクトであることや、いくつかの理由により記事からは、既に腐臭が漂っている。こういうことは最初の個人の考え出すアイディアが重要なのであって、アイディアがよければ少人数でもうまくいくし、だめならいくら人月を投入しても無駄なだけだ。それから大規模プロジェクトにしては予算が少ないように思える。
このプロジェクトは、よほど面白いことを誰かが思いつかない限り必ず失敗するが、どうせ失敗するなら途中までの成果物をオープンにしてほしい。そうすればそれを使って、また誰かがうまいことを思いつくかもしれないからだ。
または莫大な懸賞金と具体的要件を提示して、ベンチャーや個人からものを募るというのはどうだろう。もしかするととんでもないものを高校生が作ることだってあり得る。
なお、Google のプロダクツは不気味なくらい良くできている。しかも全てがだ。恐ろしい会社だ。
この時期にこのような記事を書いておられたなんてすごいですね。
返信削除ある意味予言ですね。