主にミラーウィンドウツールまわりの改良作業。
- .settimekeeper [min] コマンドを追加した。タイムキーパーウィンドウに目標時間を分単位でセットする。スクリプトに一箇所だけ記述可能。
- .fullscreen [mode] コマンドを追加した。ロード時のフルスクリーン化の制御方法を指定します <スクリプトに一箇所だけ記述可能>
- mode = off(何もしません。前回終了時の方法で起動します。デフォルト)
- mode = primary(プライマリディスプレイでフルスクリーン化し、ミラーを消去します)
- mode = secondary(セカンダリディスプレイでミラーウィンドウをフルスクリーン化します)
- mode = auto(セカンダリディスプレイが存在したときは secondary、シングルディスプレイでは primary として動作します)
- なお DirectX8 世代以前の古いビデオカードではミラーウィンドウのパフォーマンスは非常に悪いので注意。
- .mirrorwait [wait] コマンドを追加した。ミラーリング時にプライマリ側の描画頻度を落として、古いビデオカードでもせめて観衆に見せるスクリーンの方はパフォーマンスを落とさないようにします。wait には 1 以上の値を指定できます。デフォルトは4。
- セカンダリディスプレイが存在する環境下において、ミラーウィンドウを開いた場合には、必ずミラーをセカンダリディスプレイにフルスクリーン表示するようにした。
- 従来のミラーを出したいときは「リサイズなしミラー」メニュー(Ctrl+Shift+M)を使用する
- 各種ウィンドウの位置を保存することにした。DXPresentation.exe と同じ場所に、Settings.ini ファイルを保存するようにした。
- 起動時に Ctrl + Shift キーが押されていたときは、Settings.ini ファイルを読み込まないようにした。
- .note コマンドを追加した。メモ書きを直後のスライドに対して適用させます。現状では非フルスクリーン時にタイトルバーに表示されます。
ミラーツールは非常に便利。ただ当初のもくろみでは、ミラー表示を高速化するためにDirectXを使ったのだが、実際にはそんなに速くならなかった。DirectX8世代以前のGPUや、DirectX9世代でも非力なチップでは、全く使い物にならないかもしれない。特にノートPCでは、ミラー機能のパフォーマンスが十分に出せるものはまだまだ少ないと思う。あと、Vistaのほうがこの機能に関してはかなりパフォーマンス的に有利なようだ。
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