ソニーから Rolly が発表された。
Rolly は二つの車輪を使って超信地旋回が可能な移動デバイスだ。
小学生の頃、タミヤの戦車コントローラ(キット)とモーターを組み合わせて、ワイヤードだが Rolly のような動きが可能な工作をしたことがある。これはモーターのオンオフができるだけのデジタル操作なので、前進、後進、旋回(4方向)、超信地旋回(2方向)、停止と合計9つの動作しかできなかった。しかし動作の自由度は高くこの点が面白かった。子供のころの話なので夢中になって取り組んだ記憶がある。
その後ビデオゲームの世界で、二本のアナログレバーで自機を移動できるタイプのゲームがいくつか登場した。車輪ごとに回転数をアナログコントロールできるようになったため、さらに動作の自由度が向上した。二本のアナログレバーを
?¨いた場合自由度が上がるだけでなく、左右対称のUIになるので直感的になる。ちなみに多くの FPS ゲームでは移動と注視点移動を別の操作にわけ左右非対称のUIになっている。平面上の移動に限定するなら、操作と動作のストレートな関係のため左右対称型のUIの方がずっと優れていると自分は思っている。
上記のように、二つの車輪を独立回転し移動可能なデバイスは、直感的な操作でなおかつ様々な動作が平面上で可能であり、自分は大好きなのだ。
Rolly にはこのようにデバイスとしてのポテンシャルは相当あるが、企画的に難があるように思える。どうよくないかは、ネット上にいろいろ書かれている通りだ。こういうものを作るには技術的には様々なハードルもあったはずで、製品化にあたってエンジニアは面白い仕事をやったはずなのだが。
これのモーション、またはアプリ層、さらに言えばファームウェアの開発をやってみたいと思った。少なくとも開発する分には恐ろしく面白いものである可能性が高いからだ。
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